Excelで作成した試験結果書をCubePDFというソフトウェアでPDFファイルに変換することになりました。
その際、一筋縄では思うようなPDFファイルが作れず、かなり時間がかかってしまいました。
CubePDFに限らず、PDF作成ソフトを使用する際、同様のトラブルに見舞われることもあるらしいので、自分の備忘録としても使えるように、記載することにします。
①セルのはみ出し
②セル内の文字が見切れている
Excelの見た目上では印刷範囲内に文字が収まっているように見えても
いざ、PDFにしようとすると……。
プレビューや実際にできたPDFファイルを見ると、はみ出してしまいました。
こういう時は、素直に
余白を狭くする・印刷範囲を広げる、文字を小さくするなどで対処しましょう。
また、文字を折り返して表示するようにしていると、PDFにした時に一部し表示されてないということもありました。
文字の折り返し表示を解除したり、末尾に改行を入れたことで対処できました。
③ PDF作成画面が2回以上表示される
1つのファイルをPDFに変換中に上の画面が2回、3回も出ることがありました。
何かのはずみで、PDFにするときの名前が変わってしまったらミスの元になります。
原因はシートごとの解像度でした。
ページ設定で印刷品質をすべて同じ数字に統一すると、1回きりの表示になりました。
但し、この設定はシートをグループ化して一括で変えることができないので(自分もやってみましたが、できませんでした)
変えては次のシート、変えては次のシートに移る必要があるのでご注意ください。
④各シートの1ページ目しかPDFにできていない
全てのページを印刷するにしているのに、いざ変換してみると1ページずつしか印刷できていないというトラブルがありました。
対処法を検索しても、同様のトラブルの事例が見つからず、解決するのに2時間弱もかかってしまいました。
←理想
←現実
解決のカギは、印刷範囲でした。
印刷したい範囲を選択しなおし、再度、「印刷範囲の設定」を押すと
全てのページが印刷できました。
社内の共有サーバーといった、ネットワーク上から入手したファイルだと
ここで挙げたようなトラブルが起こりやすいようです。
今後の業務や、ExcelやCubePDFに限らず、私用でPDFファイルを作成するときの参考になれば幸いです。