BOXAPI① 準備編

BOXAPIについてちょっとだけ触れる機会があったので、忘れないうちに纏めてみる。

・BOXAPIとは?
法人向けクラウドストレージサービスのBoxを利用するためのAPIである。
Boxのサービス概要については公式HP参照
https://www.box.com/ja-jp/home
APIのリファレンスは以下のURLを参照。日本語ドキュメントはないみたい。

・事前準備
BOXアカウントを登録する。以下のURLで登録出来る。個人利用の無償版でOK。
アカウント設定から言語設定が変更できるので、日本語にしておくとよい。
https://account.box.com/


登録が出来たら、以下の開発者ページ右上のログインボタンからログイン
https://developer.box.com/


・アプリケーションの作成
マイアプリの「アプリの新規作成」から作成する。
作成するアプリの種類を聞かれるので「カスタムアプリ」を選択し、次へ。
認証方法は「JWTを利用したOAuth2.0(サーバー認証)」を選択肢、次へ。
アプリの名前は任意に設定する。


アプリの作製に成功すると、開発者用の認証トークンが発行される(「Authorization: Bearer」以降に表示される文字列)。
このトークンは1時間の間利用可能。このトークンを用いてAPIを通じ、
Box上のフォルダやファイルにアクセスが出来る。
curlがインストールされている環境なら、画面のコマンドをコピー&ペーストで実行可能。
実行すると、以下のように表示される。

改行が無いので非常に見づらいが、JSONという形式のテキストデータで結果が返ってくる。
これはルートディレクトリを表示する、という操作を実行した結果。
ブラウザ上で見ると、こんな感じ。

curlを使ってゴリゴリやるのもいいのだけども、BoxAPIに関してはSDKを用意してくれているので、
せっかくなので今回はSDKを使ってみようと思う。


次の記事でとりあえず環境のセットアップから。